阪神、鳥谷が今季初打点&鉄壁リレーで4位死守 ヤクルトは村上33号も空砲
マルテ2ラン、高山ソロでリード広げる、青柳はチーム最多の8勝目
■阪神 10-3 ヤクルト(11日・甲子園)
阪神がヤクルトに10-3で勝利した。0.5ゲーム差に迫ってきている5位中日が勝利。敗れれば5位転落の危機だったが、踏みとどまった。
雨で試合開始が約1時間遅れた一戦。先制したのは阪神だった。2死満塁から北條が泳ぎながらもレフト前へ。青木がスライディングキャッチを試みたがワンバウンドし、2点タイムリーとなった。続く5回には福留のタイムリー、マルテの2ラン、高山のソロで4点を奪って試合を決めた。
8回にはドラマが待っていた。梅野のタイムリーで2点を追加すると、今季限りで退団の鳥谷が代打で登場。レフトへのタイムリーツーベースで今季初打点を挙げた。本拠地のファンには嬉しいプレゼントとなった。
先発の青柳は5回2/3を3失点の粘りのピッチング。6回2死一、三塁のピンチではワンポイントの能見が山田哲を空振り三振。7回岩崎、8回ジョンソン、9回守屋と鉄壁のリレーで無失点に抑えた。青柳はチーム最多の8勝目。
敗れたヤクルトは先発の小川が5回6失点と、4日の広島戦に続いて試合を作れず。村上が10代最多本塁打を更新する33号を放ったが、空砲に終わった。
(Full-Count編集部)