西武中村、V会見で笑い誘う 連覇決定の勝利球取り損ね「行き過ぎた…」
9回2死でマーティンの三塁へのファウルボールを追ったが…
西武の中村剛也内野手が、優勝会見で笑いを誘った。24日、敵地ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦に勝利。2位ソフトバンクが楽天に敗れて、2年連続23度目のリーグ優勝を決めた。試合後には千葉県内のホテルで優勝会見を行い、優勝が決まる直前の“珍プレー”について語った。
歓喜の優勝会見での一幕だった。今シーズンの印象に残った試合について問われた中村が笑いを誘った。「今日です」とこの日の試合を挙げた中村は「ファウルフライがきて、よっしゃーと思ってスライディングして取ったろうと思って。そしたらスピード結構出ていたんですかね、行き過ぎてしまって」と笑いながら振り返った。
9回2死走者なし。増田がマーティンに投じた初球は三塁へのファウルフライとなった。中村は落下点に走ると、スライディングキャッチを試みた。優勝を確信した西武ファンは沸き上がり、西武ベンチの面々も身を乗り出したが、中村のスライディングは落下地点を通り過ぎてキャッチできず。ファウルとなった。
グラウンドへ寝そべる中村の姿に、ベンチの辻発彦監督も、チームメートも、そして、中村本人も思わず笑ってしまった。そのあと増田がキッチリと空振り三振に切って歓喜の瞬間を迎え、中村は「最後は三振のほうがいいので、よかったかなと」と納得していた。
(Full-Count編集部)