アスレチックスは一大決戦に弱すぎ!? 00年から9連敗と米メディア報じる
ワイルドカードゲームでレイズに4被弾、今年も負けて連敗記録をさらに更新
ア・リーグ西地区2位のアスレチックスは、2日(日本時間3日)に行われた本拠地でのワイルドカードゲーム、レイズ戦に1-5で敗れた。先発のマナイアが4被弾し、打線も振るわなかった。「MLB公式サイト」によると、アスレチックスは「勝てば進出、負ければ敗退」の試合で連続敗退記録を更新しているという。
ワイルドカードゲームはこれで3連敗(2014年、2018年、2019年)となったが、ウィナーテークオール(勝てば進出、負ければ敗退)の試合ではなんと9回連続で負けているというアスレチックス。ホームで行われる有利な状況でも勝てず、「9試合のうち6試合は、ホームで行われた試合であった」と同記事は伝えている。
負けた9試合のうち、3敗はワイルドカードゲームでの敗退だが、残りの6試合は5試合制のディビジョンシリーズの最終戦での敗北だという。アスレチックスの連敗記録は2000年から始まっている。記事によると、記録は以下の通りだ。
2000年 地区シリーズでヤンキースに敗戦
2001年 地区シリーズでヤンキースに敗戦
2002年 地区シリーズでツインズに敗戦
2003年 地区シリーズでレッドソックスに敗戦
2012年 地区シリーズでタイガースに敗戦
2013年 地区シリーズでタイガースに敗戦
2014年 ワイルドカードゲームでロイヤルズに敗戦
2018年 ワイルドカードゲームでヤンキースに敗戦
2019年 ワイルドカードゲームでレイズに敗戦
ボブ・メルビン監督は「選手たちは、このことを気にし過ぎているわけではないと思う。ワイルドカードゲームでは、投手の出来と、タイミングよく打つことが重要だ。今日はレイズが早い段階で得点したのに対して、我々が答えを見つけることができなかった」と語ったという。
また「スポーツネットスタッツ」のツイッターもこの連敗記録に言及しており、メジャーリーグの歴史の中で、最多連敗記録だとコメントしている。ちなみに2位はインディアンスの7連敗(1997年から継続中)、3位はエクスポズ~ナショナルズにまたがる4連敗(1981年から2017年)。アスレチックスはこの不名誉な記録を、これで最後の更新とできるだろうか。
(Full-Count編集部)