ナショナルズ投手がホワイトハウス表敬訪問を辞退 「賛同できないことが多くある」
トランプ大統領のこれまでの行動に賛同できず「多くのことをリスペストできない」
ワールドシリーズで球団初の世界一となったナショナルズ。チームはトランプ米大統領の招待を受けて4日(日本時間5日)にホワイトハウスを表敬訪問するが、ショーン・ドゥーリトル投手は「僕にはどうしても出来ない」と、不参加を表明した。米メディアが伝えている。
米メディア「CBSニュース」は「ホワイトハウスへの招待を断った」との見出しでドゥーリトルがホワイトハウスへの表敬訪問を不参加することを伝えている。同メディアは米紙「ワシントンポスト」のインタビュー記事を紹介。
記事ではドゥーリトルがトランプ大統領に「賛同できないことが多くある」と語り、その理由が彼の家族がボランティア活動を通して難民と交流していること、家族や親戚にLGBTQや自閉症の者がいるいことをなど、多くのことを語っている。
ドゥーリトルは家族などに対し「彼らへのサポートを見せたいから。彼らに背をむけるようなことはしたくない」とし「彼が大統領になってから、やってきた多くのことをリスペストできない」と、トランプ大統領に賛同できないことを口にしている。
記事ではドゥーリトルに自閉症の義弟がいることを言及し「彼(トランプ大統領)は、障害のある記者を真似たんだよ。そんなことをする人と楽しんできたなんて、彼(義弟)にどう説明するんだ」と語っている。
(Full-Count編集部)