イチロー&プホルスが新人王に輝いた2001年をMLB公式が回顧 「未来のレジェンド」
イチロー氏、プホルスともに3000本安打を達成したレジェンドに
2001年11月12日(日本時間13日)、マリナーズのイチロー外野手がア・リーグ新人王、カージナルスのアルバート・プホルス内野手がナ・リーグ新人王に輝いた。あれから18年、MLB公式ツイッターは「2001年のこの日、2人の未来のレジェンドが新人王を取った」と振り返った。
イチローは日本人野手初のメジャーリーガーとしてマリナーズに加入。1年目から242安打を放ち、新人王のほかに、MVP、首位打者、盗塁王、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞と複数のタイトルを獲得した。その後は2004年にはシーズン最多安打記録を更新する262安打を放つなど、メジャーで19年活躍。メジャー通算3089安打、日米通算4367安打の大記録を残して、今年3月の日本開幕シリーズを最後に現役を引退した。
プホルスは21歳で開幕戦のスタメンに抜擢されメジャーデビュー。打率.329、37本塁打、130打点の圧倒的な成績で新人王を満票で受賞した。その後は、MVP3度、世界一2度の輝かしい実績。39歳を迎えた今季も23本塁打、120安打を放ち、通算656本塁打、3202安打まで伸ばしている。
MLB公式ツイッターの投稿には18年前を懐かしみ、2人のレジェンドを称賛するファンのコメントが多く寄せられた。
「彼らはサインを盗まずやったんだね。素晴らしい」
「このシーズンは面白かった」
「プホルスが走っているなんてクレイジーだ」
「ジャパニーズヒーロー」
「イチゴート!(イチローとゴート(史上最高)をあわせた造語)」
「この2人が私の一番好きな野球選手」
マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏と現役を続けるプホルス。2001年からのメジャーを背負ってきた活躍の数々は、まだまだ色褪せない。