“悪の帝国”復活!? Aロッドがコール獲得のヤンキース絶賛「最高の動きだ」
2000年代には圧倒的な資金力でWSに4度進出し、“悪の帝国”と呼ばれた
今オフのFA市場に目玉だったゲリット・コール投手を9年総額3億2400万ドル(約352億3300万円)で獲得したヤンキース。OBでメジャー通算696本塁打を誇るアレックス・ロドリゲス氏が自身のツイッターを更新し、「ヤンキースが戻ってきた」と古巣の超大型契約を絶賛している。
ヤンキースは2000年代には圧倒的な資金力でAロッドらスター選手を次々と獲得してワールドシリーズに4度進出。ライバルのレッドソックスCEOに“悪の帝国”と言わしめた。しかし、今季は7年ぶりにア・リーグ東地区を制覇したが、リーグ優勝決定シリーズではアストロズに敗れて敗退。2010年代はワールドシリーズに1度も進めない屈辱の10年間となっていた。
そんな名門が投手史上最高額となる9年総額3億2400万ドル(約352億3300万円)で争奪戦を制してコールの獲得に成功。Aロッドは自身のツイッターに「9年3億2400万ドル!? ヤンキースが(本来の姿に)戻ってきた。そして、ボンバーズと球界にとって、今回のゲリット・コールの契約は素晴らしい動きだ。開幕戦はまだかい!?」とコメントを添えて喜びの動画を投稿した。
スーツ姿にサングラスの恰好で登場したAロッドは「ゲリット・コールがNYと契約。球界にとって素晴らしい一日。ヤンキースにとってファンタスティックな一日。9年3億2400万ドル。私はこの契約を(ただ単に)嬉しく思っているだけではない。これは“最高”の動きだ」と嬉しそうな様子。「開幕戦、そしてボンバーズが待ちきれない」と早くも新シーズンを楽しみにしている。
12日(日本時間13日)には2009年の世界一を知るブレッド・ガードナー外野手と1250万ドル(約13億7000万円)で再契約にも成功。11年ぶりの世界一に向けてピースが揃ってきた。
(Full-Count編集部)