筒香、レイズ入りも今後の補強は三塁守備が鍵 地元紙「期待してるほど守れないなら…」
B・ロウ、メドウズ、崔志萬ら左の強打者が並ぶ打線に
レイズは16日(日本時間17日)、DeNAからポスティングシステムを行使しメジャー挑戦を目指していた筒香嘉智外野手と、正式契約を結んだことを発表した。地元紙「タンパベイ・タイムズ」は、筒香の補強によって、レイズは次にどのような動きをすべきかを予想している。
レイズはブランドン・ロウ内野手、オースティン・メドウズ外野手、崔志萬内野手、ケビン・キアマイアー外野手と左の強打者が並ぶ。今季、ロウは新人ながら17本塁打、メドウズは打率.291、33本塁打で球宴出場、韓国出身の崔志萬はキャリアハイの19本塁打、キアマイアーは19盗塁とゴールドグラブ賞と結果を残しており、ここに筒香が加わることになる。
一方で打率.273、21本塁打、25盗塁と主力だったファムをトレード放出、正捕手のダーノーと外野手のガルシアがFAとなったため、「安定性と出塁率と右打者が減ってしまった」と指摘。「左打者に偏り過ぎているようにも見えるので、インパクトのある右打者を加える必要があるだろう」と補強ポイントを伝えている。
記事ではオススメの選手として主にDH、一塁でプレーするエドウィン・エンカーナシオン内野手とCJ・クロン内野手を挙げた。しかし、「もしツツゴウが、レイズが期待しているほど三塁を上手く守ることが出来ないならば、彼らはレイズには合わなくなってしまう」と、筒香の三塁守備の出来をポイントに挙げた。
さらに、「ツツゴウに三塁を任せられるかどうか、それとも彼がDHになるか、その辺のところは、スプリングトレーニングまで良く分からない」とし、「三塁を主に守れる選手を補強することも一案かもしれない」と提言。「もっと良いのは、どこでも守れる選手を獲得できらそれが理想的だ」としている。
今季はア・リーグ東地区2位でワイルドカードを獲得したが、地区シリーズでアストロズに敗れたレイズ。筒香のほかに、どのような選手を補強して新シーズンに臨むのか注目だ。
(Full-Count編集部)