楽天入り濃厚のシャグワ、制球力が課題? 抑え候補も米記者「向上しない限りは…」

楽天と契約合意したとされるJT・シャグワ【写真:Getty Images】
楽天と契約合意したとされるJT・シャグワ【写真:Getty Images】

ドジャース専門メディアのブリム記者が指摘「制球力が向上しない限りは」

 楽天の来季の新助っ人として契約するとみられるドジャースのJT・シャグワ投手。メジャー通算85試合に登板した実績を誇るリリーバーで、今季はドジャースで21試合に投げ、1勝0敗0セーブ0ホールド、防御率6.33の成績だった。

 楽天は守護神を務めてきた松井裕樹投手が来季は先発転向を目指すことになっている。左腕に代わるクローザーを探しており、その候補の1人としてシャグワを獲得することになるようだ。

 かつて米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」に所属し、現在はドジャース専門メディア「ドジャース・ダイジェスト」のダニエル・ブリム記者は自身のツイッターでシャグワの特徴について言及。楽天入りの報道に「なるほど、そういうことなら彼が制球力(を向上させる術を)見い出すことを願っておこう」と指摘。コントロールが課題で、それをNPBで向上させることができるかに注目した。

 さらにブリム氏はクローザーとしては、やや物足りないとの見方も。「(楽天ゴールデン)イーグルスは抑え投手の枠に空きがあるが、彼の制球力が向上しない限りは、NPBに移籍するだけでは(キャリアを成功させるために)十分とはならないだろう」と指摘している。

 今季のシャグワはメジャーで21試合、21回1/3を投げて、7四球(敬遠含む)と2死球を与え、WHIPは1.22だった。またマイナーでは27試合、32回2/3を投げて16四球、1死球を与えており、平均で2イニングに1つの四球を与えている。

(Full-Count編集部)

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