DeNAドラ1森が入寮、母校OB高橋由伸氏差し入れのパーカー持参「毎日着たい」
偉大な先輩からの差し入れは「素材がいい」気持ち高める部屋着に
DeNAからドラフト1位指名を受けた森敬斗内野手(桐蔭学園高)が6日、横須賀市の球団施設「青星寮」に入寮した。ルーキーの持参品は毎回注目の的となるが、森が持参したのは偉大な高校OBから野球部員に差し入れられた逸品だ。
「(昨年の)選抜に出た時に高橋由伸さんから頂きました。偉大な先輩から頂いたものなので毎日着たい」。大事そうに取り出したのは桐蔭学園高のOBで元巨人の高橋由伸氏が高校に差し入れたパーカー。今も毎日着るという自慢のアイテムで「いい素材なので着心地がいい、気持ちが入る」と寮での部屋着にするつもりだ。
偉大な先輩のことはテレビで見てきたといい「長きに渡り活躍されていた。目指したい」と憧れを抱く。森も入団会見時に「10年、20年と長く結果を出し続けられ、長くファンの方に愛される選手」を目標と掲げていたが、まさに高橋氏の姿が重なる。
目標に向け、年末年始もランニングやティーバッティングで体を動かしてきた。自主トレは「まず土台から」。先輩たちの動きから技術を目で盗むことを誓った。
1年目の目標を「まずは1軍に出て、ヒットとか結果を残したい」と話す。昨年は春の選抜高校野球出場、U-18高校日本代表「侍ジャパン」の一員としてワールドカップに出場、ドラフト1位指名と「濃い1年だった」と語ったが、今年はさらに濃い1年になることを期待したい。