韓国からの“逆輸入”テームズが5試合連続弾 球団史上2人目の快挙!
1997年以来の快挙、開幕から12試合で7本塁打と大爆発
ブルワーズのエリック・テームズ内野手が17日(日本時間18日)、敵地でのカブス戦で今季7号ソロを放ち、5試合連続アーチを記録した。これはブルワーズの球団史上2人目の快挙。韓国から“逆輸入”された男が存在感を見せつけている。
大記録が飛び出したのは3回。3-3の同点の場面で先頭打者で打席に立つと、カブス先発ラッキーを相手にフルカウントから4球ファウルで粘ると、10球目カッターを左中間席に飛び込む勝ち越しソロ弾とした。
この一発で5試合連続アーチ。球団公式サイトによると、ブルワーズでは1997年8月にジェロミー・バーニッツが同じく5戦連続弾を記録して以来、史上2人目の偉業となったという。
テームズは、2008年ドラフト7巡目でブルージェイズに指名されたが、メジャーに定着できず。複数球団を渡り歩いた後、2013年オフに韓国のNCダイノスと契約。移籍1年目の2014年に打率.343、37本塁打、121打点と爆発すると、2年目の2015年も打率.381、47本塁打、140打点、40盗塁をマークし、首位打者とMVPに輝いた。さらに昨季は121試合に出場して打率.317、40本塁打、118打点の好成績で、本塁打王を獲得。オフにブルワーズと3年契約を結び、メジャー復帰を果たしていた。
これまで11試合に出場し、打率.368、6本塁打、11打点、長打率.921と大活躍していた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count