2014年を振り返る セ・パ プロ野球10大ニュース
山本昌にカープ女子、バラエティーに富んだセ・リーグの話題
今年も様々なことが起こったプロ野球。ソフトバンクの日本一で幕を閉じ、オフには大型補強や好投手の日本復帰などニュースが飛び込んできた。2015年も例年以上に楽しみになった日本球界。Full-Count編集部では印象に残ったプレーや出来事などを厳選し、ランキング形式として振り返ってみた。
【セ・リーグ】
10位 阪神の外国人選手が大当たり
助っ人がすべてタイトルを獲得。メッセンジャーが最多勝、呉昇桓(オ・スンファン)が最優秀中継ぎ、マートンが首位打者、ゴメスが打点王。来季は日本人選手の活躍にも期待だ。
9位 DeNAが観客増、1試合平均で2万人超え
DeNAの主催試合の観客動員が昨対比110%となる156万4528人、1試合平均で2万1730人となった。今季は67勝75敗2分で5位も、営業面で順調に飛躍。2011年に12球団で最下位だった観客動員数は12年からの3年間で42%増となり、総動員数で8位にまで浮上した。
8位 巨人阿部が捕手へ別れ、一塁コンバート
今季、首痛と打撃不振に陥った阿部に定位置だった捕手ではなく一塁を守らせ、打撃に専念させる試合を作った原監督。すると次第に復活。シーズン中に再び捕手に戻ったが、来年は2年目の小林を正捕手候補に据え、阿部を一塁へコンバートする方針を固めた。すでに出場登録は捕手から内野手となった。
7位 山本昌が最年長勝利更新
山本昌が9月5日のナゴヤドームでの阪神戦で先発勝利。49歳0か月で勝ち投手となり、プロ野球史上最年長勝利。これまで記録だった浜崎真二氏(阪急)の48歳4か月を64年ぶりに更新した。来年は50歳でのシーズンになる。
6位 カープ女子が流行語に、女性ファン熱上昇
女性ファンが急増し、「2014ユーキャン新語・流行語大賞」では「カープ女子」がトップ10に選出された。元々、在京のカープファンは多かったが、今年は広島へ女性ファンが実際に応援へ行くツアーも組まれるなど、盛り上がりを見せた。
5位 西岡の守備妨害で阪神の日本シリーズ閉幕
CSで巨人を破り、ソフトバンクとの日本シリーズに進出した阪神。1勝3敗で王手をかけられた第5戦では、リードされた9回に1アウト満塁のチャンスを作った。しかし、ファーストゴロを放った西岡は一塁線の内側を走り、守備妨害をとられてアウト。ダブルプレーとなり、これで試合が終わった。