鷹スチュワートが選んだ“新たな選択肢”に米メディア注目「彼の決断がMLBを変えるかも」
6年総額700万ドル(約7億6000万円)の契約、施設環境が整うソフトバンク入団に米メディアも注目
2軍で好投を見せ成長の兆しを見せるソフトバンクのカーター・スチュワートJr.投手。“快投”を続ける元米ドラフト1位右腕に米メディアは「スチュワートJr.が日本のNPBを席巻する」と大注目している。
今季が移籍2年目のシーズンとなるスチュワートJr.。キャンプ中にはA組の紅白戦で無失点と好投。13日の2軍練習試合・中日戦でも6回無安打無失点と快投を続けている。日本球界で順調に成長する右腕を米スポーツ専門メディア「12UP」は「ブレーブスの元ドラフト1位、カーター・スチュワートJr.が日本のNPBを席巻する」と特集を組んだ。
スチュワートJr.は2018年の米ドラフトでブレーブスから1巡目(全体8位)で指名されながら、入団が合意に至らず2019年5月にソフトバンクへ加入。記事ではこれまでの経緯を振り返り「海外である日本でプレーするという思い切った決断をした。ソフトバンクに所属しNPBで実力を見せつけている」と称賛。
ブレーブスからのオファーを断り、日本球界で順調にステップアップする右腕は順調に行けば2025年にMLBのFA選手としての資格を手にすることになる。6年総額700万ドル(約7億6000万円)で契約を結び、充実な施設で育成環境が整うソフトバンク入団で「アメリカのマイナーシステムを駆け上がっていくのではなく、目先の金銭的な保証も得ることになった」と、他の選手たちに新たな選択肢が増えたことを言及。
1軍デビューはまだないが今後、スチュワートJr.が日本球界で成功することになれば「彼の決断がMLBを変えるかもしれない」と注目している。
(Full-Count編集部)