ダルビッシュのカットボールは球界最高の「えげつなさ」 MLB公式が5人の剛腕を選出
ゲリット・コール、ジョシュ・ヘイダー、ジョーダン・ヒックスら剛腕5人を選出
力強い直球と多彩な変化球を操るカブスのダルビッシュ有投手。MLB公式サイトは「球界で最もえげつない直球」を投げる5人を紹介。その中でダルビッシュが駆使するカットボールにも注目している。
ブルワーズの左腕ジョシュ・ヘイダー、今季からヤンキースに移籍したゲリット・コールら球界を代表する“剛腕”の名前が挙がる中、記事では速球と同じような球速で鋭く変化するダルビッシュのカットボールを取り上げている。
“えげつない”理由には2019年に「カットボールで77奪三振」をマークしたことを言及し「ダルビッシュに質問すると、彼は2種類のカットボールを投げると答えるかもしれない。80マイル後半の普通のカットボール、そして90マイル前半の高速カットボールだと」と、2種類のカットに焦点を当てた。
記事ではダルビッシュが2019年に最も投げた球種がカットボールであることを紹介。昨シーズンは前半戦こそ不調だったが後半戦は81回2/3を投げ防御率2.76、118奪三振をマークし復調の兆しを見せ「優れた制球力を駆使し、ダルビッシュはシーズンを一変させた。2019年に、カットボールでダルビッシュより三振を多く奪った投手は誰もいない」と称賛している。
その他にもカージナルスのジョーダン・ヒックスが投じた100.6マイル(約161キロ)のシンカーも“えげつない直球”として紹介されている。
(Full-Count編集部)