日ハム大谷がド迫力のフリー打撃登板 “対戦”した清水「チョー怖いっす」
1軍初登板は? 栗山監督は「まずは明日。体の反応を見たい」
日本ハムの大谷翔平投手が6日、本拠地での西武戦前に今季初めて打撃投手を務めた。札幌ドームのマウンドに上がり、杉谷拳士内野手と清水優心捕手を相手にカーブやスライダーを交えて50球。1日のイースタン・リーグ西武戦で1イニングを投げて実戦復帰した右腕は、今季初の1軍登板に向けて着実に前進している。
ド迫力の“本拠地初登板”だった。ボール球が多かっただけに、清水は「チョー怖いっす。絶対当たると思った」と言って報道陣を笑わせた。大谷の投球を受けたことはあっても打席に立つのは初めて。「球は速かったです。あとで聞いたら140後半は出てなかったみたいですけど。初めて立ったので怖さがあったし、出所も見にくいので、打ちにくさがありました」と振り返った。杉谷も「マウンドに立つ姿を見て、やっぱり迫力あるピッチャーだと思いました」とうなった。
見守った栗山英樹監督は「どこかで球数を投げさせなければいけないと思っていた。まだまだ試合どうのうこうのじゃない。まずは明日。出力が少し上がったので、どういう張りがでるのか。体の反応を見たい。丁寧に状態を見ながら進めます」と話した。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)