楽天梨田監督、球宴欠場の茂木に「可哀相」 10戦出場停止は「制度見直すべき」
規約で後半戦開始から10試合出場できず、「最後の最後まで検討したけど…」
楽天の梨田昌孝監督が、球宴辞退となった茂木栄五郎内野手の心情を慮った。「マイナビオールスターゲーム2017」に選手間投票で選出された茂木だったが、痛めている右肘が回復しなかったため、残念ながら、出場を辞退することとなった。
11日、オールスター前最後のカードとなるソフトバンク戦(ヤフオクD)の試合前に、梨田監督は「様子を見てきたけど、思ったよりも回復具合が思わしくない。10試合出られなくなるので、最後の最後まで検討してみたけど、ちょっと難しいな、と。茂木も初めてのオールスターで出たかっただろうし、ちょっと可哀相だね」と語った。
これにより、茂木は後半戦開始から10試合に出場停止となる。これまでもこの規約について疑問を投げかけていた指揮官は、この日も改めて「ちょっとね、あの制度は見直すべきだと思うけどね」と話していた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)