【球界名場面】「野球を熟知」「鳥肌立った」瞬時の判断が光るロッテ中村奨の“頭脳プレー”に驚愕

ロッテ・中村奨吾【写真:荒川祐史】
ロッテ・中村奨吾【写真:荒川祐史】

ベースから足を外して捕球し走者をタッチアウト、その後ベースを踏み打者をアウト

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けプロ野球の開幕は再延期が決まった。緊急事態宣言も出た今、「#Stay Home」プロジェクトも広がっている。選手、ファンにとってはもどかしい時間が続いているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り少しばかり気を晴らしてみてはいかがだろう。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeではファンの心を満たすような映像を公開している。

 2019年7月20日、日本ハム対ロッテの一戦で頭脳的プレーを見せたのはロッテの中村奨吾内野手だった。6回無死一塁の場面で打者の石井が犠打に失敗し、打球は小フライに。これを捕手の田村がわざとワンバウンドさせてから捕球。そして、一塁ベースカバーに入っていた中村奨へ送球した。

 中村奨は落ち着いてベースから足を外した状態で送球をキャッチすると、慌てて塁に戻った一塁走者にまずタッチ。それからベースを踏み、打者走者もアウトにし、見事にダブルプレーを完成させた。

 実況、解説も状況が整理できずに大混乱。プロでも咄嗟の判断に迷うプレーにも冷静に最適解を導き出した中村の“野球脳”の高さに、ファンからは「しっかり冷静にルールに則った判断を瞬時にできるってプロだわぁ」「中村奨吾が如何に普段から実戦をイメージして練習してるかがわかる。審判も瞬時に判断出来てて凄いな」「ベースから足外してるのすげえ!!!!野球を熟知してやがる」「最後のリプレイで全部理解して鳥肌たったわ」と驚きの声が上がっていた。

【動画】実況も解説も思わず混乱… ロッテ中村奨がファンを驚愕させた“頭脳プレー”の映像

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