最速169キロ19歳左腕のカブス指名にMLB公式も注目 驚愕の一球は「凝縮されたパワーの片鱗」

サンジャシント短期大学のルーク・リトル投手(画像はスクリーンショット)
サンジャシント短期大学のルーク・リトル投手(画像はスクリーンショット)

カブスから4巡目、全体117位で指名を受けたサンジャシント短大のルーク・リトル投手

 MLBドラフト会議が11日(日本時間12日)に終了。最速105マイル(約169キロ)左腕として注目を集めていたテキサス州サンジャシント短大のルーク・リトル投手はカブスから4巡目(全体117位)で指名された。この指名に米メディアも再過熱。MLB公式も今ドラフト最速左腕として注目している。

 MLB公式サイトは「リトルユニット? 6.8フィート(203センチ)のカブスのドラフト指名選手は105マイル(約169キロ)を投げることができる」との見出しでリトル投手を特集。SNSに投稿されたリトル投手のブルペン投球動画が「球界にいる人間に衝撃を与えた」とし、169キロを計測した一球は「リトルの大きな体躯に凝縮されたパワーの片鱗を見せるような驚きだった」と伝えている。

 MLB.comのスカウティングレポートによると、長いイニングで93~96マイル(約150~154キロ)の直球は、短いイニングでは100マイル(約161キロ)に達し、「2020年のドラフト資格を持った左腕の中では最速の球を誇っている」というリトル投手。一方、MLB.comのジム・カリス氏はドラフト中継の中で「リトルの将来はブルペンにあり、メカニックを仕上げる必要がある。(直球以外の)第2の武器も大事になってくる」と課題も挙げている。

 卒業後はサウスカロライナ大学に進学予定も、ドラフトの結果次第ではプロ入りも視野に入れていたリトル投手。契約に至るかどうかは今のところ未定だが、19歳左腕は果たしてどのような決断を下すのか。今後も目が離せない。

(Full-Count編集部)

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