MLB選手会がマイナー選手に約1億円を支援 「サポートする方法を今後も探し続ける」
慈善活動を行う「プレーヤーズ・トラスト」から、その資金を捻出
MLB選手会は17日(日本時間18日)、新型コロナウイルスの感染拡大を受け開幕できないマイナーリーガーたちに100万ドル(約1億700万円)を支援することを発表した。
MLB選手会で慈善活動を行う「プレーヤーズ・トラスト」から、その資金を捻出するという。マイナーリーグは2020年シーズンの開幕ができず、各球団は多くのマイナーリーガーを解雇する事態に発展している。
米放送局「CBSスポーツ」は「マイナーリーグのシーズンはおそらく全てキャンセルになると考えられている。このことによる、下層階級(アンダークラス)のプロ野球選手へのダメージは非常に大きい」と指摘。
選手会のトニー・クラーク専務理事は「他のほとんどのメジャーリーガーと同じように、私も、マイナーリーグでの経験があり、マイナーリーグの厳しい状況を理解しています。野球のコミュニティーの中で、マイナーリーガーが、このパンデミックで特に大きな影響を受けました。今シーズンを失った多くのマイナーリーガーは、(今後)再び戻ってくることはないでしょう。我々は彼らをサポートする方法を今後も探し続けていきます」と声明文を発表している。
(Full-Count編集部)