ダルビッシュが地元メディアに昨季の“疑惑”否定 「職場放棄してない」
「チームを放棄した」との疑惑に「それは真実ではない」
レンジャーズのダルビッシュ有投手が1日(日本時間2日)、昨年8月以降、右肘炎症の影響で故障者リスト(DL)入りしたことについて「職場放棄したわけではない」とし、“疑惑”を否定している。地元紙「スター・テレグラム」が報じている。
ダルビッシュはこれまで通訳を介した質疑応答だったが、記事ではこの日メジャー4年目で初めて地元メディアと英語で質疑応答に臨んだ様子を伝えている。
ダルビッシュは地元記者の取材で、右肘の炎症で登板できなかった昨年後半戦を振り返り、負傷離脱に関するこれまでの憶測や疑惑をきっぱりと否定している。
「MRI検査の後に結果は悪かった。靭帯の怪我もあった。そこで自分は考えを変えた。そのことについて、『ダルビッシュはチームを放棄した』とか言う人もいた。僕は絶対に職場放棄をしたことはない。チームメートを愛しているし、この球団も愛している。それは絶対にしていない。自分の人生でしたことはない。それは真実ではない」
右腕はそう語っている。
昨年8月9日のアストロズ戦では4回0/3を9安打6失点(自責5)。その後、右肘に違和感を訴えてDL入りし、それが昨季最後の登板となった。記録的な故障者を出したレンジャーズは1シーズンで40人がマウンドに立つという異常事態となり、チームはア・リーグ西地区最下位に沈んだ。