「本当にプロフェッショナル」メジャー“1号”のレッズ秋山翔吾をベル監督が絶賛
この日も4打席に立った秋山に対しベル監督は「可能な限り慣れてもらうため」
レッズの秋山翔吾外野手が、移籍後初となる実戦での本塁打を放った。21日(日本時間22日)に行われたタイガースとのオープン戦。3点ビハインドで迎えた5回に中堅バックスクリーンへの大きな同点3ランを放ち、練習試合とはいえ、これが“メジャー初本塁打”となった。
この日「1番・左翼」でスタメン出場した秋山。5回1死一、二塁のチャンスで打席に立つと、1ボールからの2球目、タイガース3番手マッケイの真っ直ぐを捉えてバックスクリーンへと運び「結果として本塁打になったのは良かった。チームが勝てたのは良かった。1本のヒットで個人的には変わらない。周りがどう評価するかだと思います」と淡々と語った。
試合後、デビット・ベル監督はこの一発を放った秋山を高く評価した。「彼はとても一生懸命にプレーしている。彼には多くの時間を与えようと思っているし、おそらく他のレギュラーの選手達より(実戦で出場する時間は)多くなっていると思う。可能な限り慣れてもらうために、機会を与えているところだ」と秋山の取り組む姿勢を称え、そして適応するために他の選手よりも多く打席の機会を与えるようにしていると語る。
この日は4打数1安打だったものの、指揮官によると「彼はどんどん(落ち着いて)やり易くなっている。彼は日本で長らく見せてきたプレーを我々の前で披露している」と言う。そして「本当にプロフェッショナルだ。シーズン中もその姿を見ることを我々は心待ちにしているが、彼は非常に良い準備ができている」と3日後に迫る開幕に向け、秋山への高い期待を示していた。
(Full-Count編集部)