「なぜ人々は学ばない?」 名捕手モリーナ、バズーカ送球で楽々と二盗阻止
完璧な送球で二盗を許さず、当然の結果に実況も淡々「グッバイ。アウト」
メジャーNO1捕手ヤディアー・モリーナ(カージナルス)が、またしてもバズーカのような送球を見せ、二盗を阻止した。
13日(日本時間14日)の本拠地レッズ戦。1点ビハインドで迎えた2回だった。2死からライト前ヒットで出塁したレッズのペラーザがカウント1-1からの3球目でスタートを切った。右腕フラハティの低めへのスライダーを捕球したモリーナは、二塁へ強烈なボールを送る。完璧な送球で、遊撃手のデヨングは難なくタッチ。ペラーザはアウトでチェンジとなった。
衰えぬ強肩ぶりを披露したモリーナ。地元テレビの実況は「モリーナによる送球だ。グッバイ。アウト」と、二盗阻止は当然といった口調。MLBのスペイン語版公式ツイッターはこの動画を投稿し、「なぜ、人々は学びたがらないんだ。ヤディアー・モリーナの肩に対して、走ってはいけない」と言葉を添えた。
モリーナの好守は実らず、カージナルスは0-6で敗戦。ワイルドカード圏内のロッキーズまでは3.5ゲーム差となっている。だが、完成されたチーム、そしてそれを牽引するモリーナの存在は、ライバル球団にとって不気味なはずだ。