44歳目前も変わらぬ“イチロースタイル”にファン称賛「美しい」「レジェンド」
2試合連続先発出場で連日の活躍
マーリンズのイチロー外野手は18日(日本時間19日)、本拠地でのメッツ戦に「7番・中堅」で先発出場。5回には1イニング2安打で打者一巡の猛攻を牽引するなど、13-1の大勝に貢献した。メジャー最年長野手となっても輝きを失わない背番号51を、MLB公式ツイッターでは“ある所作”にスポットライトを当てて紹介。ファンからは「レジェンド」「最も美しいスイングの持ち主」と賞賛の声が上がっている。
マーリンズの本拠地マイアミは、ハリケーン「イルマ」直撃を受けた。その影響により、本拠地開催試合を代替地で行っていたため、久しぶりにマイアミでの試合となった。マーリンズの帰りを待っていた地元ファンの前で、イチローは自身が持つメジャー最年長中堅先発記録(43歳331日)を更新。大量7得点を奪った5回には先頭打者として猛攻の口火を切り、マルチヒットと打点を挙げる活躍を見せた。
そんな背番号51の活躍を受けて、MLB公式ツイッターではイチロー独特のルーティーンに注目。打席に入った後、右手でバットを相手投手に突き立てながら、左手で襟を少し引っ張る写真をツイートし、「あのお馴染みのイチローポーズ」と言葉を添えた。
すると、ファンは返信欄で次々に賞賛の声を上げた。
「未来の殿堂入り選手」
「美しい」
「週末にミルウォーキーでイチローを見ることができて最高でした。レジェンド」
「わがお気に入りのMLB選手、イチロー!」
「マリナーズに戻ってきてほしいの」
さらには「Greatest of all time(史上最高)」の頭文字(GOAT)にちなんだヤギの絵文字や、「Ichiro」と「GOAT」を掛け合わせた「IchiGoat」という造語、真っ赤なハートマークで埋め尽くした愛情たっぷりのメッセージもあった。
スペイン語圏でもイチロー人気は高い様子で、「イチローは最も美しいバットスイングの持ち主だ。好き、好き」というスペイン語による熱いメッセージも送られた。
打席に入る佇まいだけで、ファンが盛り上がりを見せる背番号51。マルチ安打の活躍を見せたイチローは千両役者と呼ぶしかなさそうだ。
(Full-Count編集部)