大谷翔平、2戦連発2号3ランは「ムーンショット」 連日の活躍に米メディアも「将来がある」
大敗ムードの9回に意地の一発! 159キロ直球を完璧に捉え左中間へ2試合連続となる2号3ラン
■マリナーズ 8-5 エンゼルス (日本時間31日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、本拠地マリナーズ戦で「5番・DH」で先発出場。9回の第4打席で2号3ラン放ち、この日は4打数1安打3打点1盗塁だった。綺麗な放物線を描いた一発にエンゼルス公式ツイッターも「ムーンショット」と祝福。米メディアも「ベーブ・ルースより上」と称賛の嵐だった。
剛速球を完璧に捉えた。6点を追う9回。大谷は1死一、二塁の場面で第4打席を迎えると4番手右腕・アルタビラが投じた99マイル(約159キロ)の直球を振りぬいた。打球は綺麗な放物線を描きバックスクリーン左へ飛び込む2号3ラン。
大敗ムードの中で放った意地の一発は打球速度105マイル(約169キロ)、飛距離402フィート(122.5メートル)を記録。エンゼルス公式ツイッター、インスタグラムは「オオタニがムーンショット」「ショウヘイがかっ飛ばす」とコメントを添え動画を公開している。
米メディアも敗戦の中で光った大谷の活躍ぶりに注目。米メディア「バースツールスポーツ」のジャレッド・キャラビス氏も自身のツイッターで「ベーブ・ルースより上」と評価すると、AP通信のグレッグ・ビーチャム記者は「彼は99マイルの直球にバットを合わせ、中堅後方へとホームランを放った。本当に将来性がある」と絶賛していた。
チームは9回に大量失点したのが響き5-8で敗れ、2勝5敗で単独の地区最下位に転落。トラウトが育休リスト入りし、大谷にかかる期待は大きくなりそうだ。
(Full-Count編集部)