田中将大の先発予定変更、21日ツインズ戦は好調セベリーノが先発と米報道
ジラルディ監督「我々の目的は地区優勝だ」
ヤンキースのジラルディ監督は19日(日本時間20日)、本拠地ツインズ戦の前に20日(同21日)同戦の先発は田中将大投手からセベリーノに変更になったと明かした。球団公式サイトが伝えている。
地区優勝を諦めていないヤンキースが動いた。この日の試合前時点で、地区首位レッドソックスを3ゲーム差で追うヤンキースは、1勝でも多く勝ちたいところ。そこで、今季は好不調の波が激しい田中に代わり、エース級の安定した活躍を見せるセベリーノを、通常の中4日のスケジュールで20日に登板させることにした。これにより、セベリーノはシーズン終了までに3回先発できるという。
ヤンキースはワイルドカードでのプレーオフ進出となった場合、1試合だけのワイルドカードゲームを戦わねばならず、そこではツインズと対戦する可能性もある。一発勝負だけに一番信頼できるセベリーノの先発が確実視されおり、直近での対戦で手の内を明かすことは避けたかったが、ヤンキース首脳陣は優勝に狙いを定めたようだ。ジラルディ監督は「我々の目的は地区優勝だ」と話し、「残された時間は短いが、このスポーツではあっという間に状況が変わる」と大逆転優勝に意欲を見せたという。
思い切った起用が吉と出るか。ア・リーグ東地区の優勝争いから目が離せない。
(Full-Count編集部)