ホークス、則本攻略で逆転勝利! 1965年の巨人以来52年ぶり91勝

岩嵜46ホールドポイント目で球団記録更新&最優秀中継ぎ投手確定

 ソフトバンクが本拠地ヤフオクドームで、優勝決定後初白星を挙げた。24日の楽天戦。一時は逆転を許すも、7回の攻撃で楽天のエース則本を打ち砕いて再逆転。4-3で勝利し、1965年の巨人以来となるシーズン91勝目をマークした。

 一旦は継投が裏目に出た。先発の攝津は楽天打線を6回まで3安打無失点に抑える好投。だが、7回。先頭のペゲーロに四球、島内に左前安打を許して無死一、二塁とされると、工藤公康監督は継投を決断。2番手・森はウィーラー、岡島を打ち取ったが、茂木を迎えて送り込んだ3番手・嘉弥真が3ランを浴び、試合をひっくり返された。

 だが、その裏にドラマが待っていた。先頭の今宮の三ゴロをウィーラーが弾く失策を犯すと、そこから怒涛の反撃。中村晃が四球でつなぐと、松田が左前適時打を放って1点差。さらに福田が左中間を破る2点適時二塁打を放って逆転した。

 8回は岩嵜が無失点に抑えて今季46ホールドポイント目。球団記録を更新し、今季の最優秀中継ぎ投手も確定させた。9回は、休養を与えられていたサファテが、優勝を決めた16日の西武戦(メットライフD)以来のマウンドに上がり、52セーブ目をマークした。

 則本にとっては痛恨の敗戦となった。6回までソフトバンク打線をわずか2安打、高田のソロの1点のみに抑える好投を見せていた。4回2死ではデスパイネからこの日5個目の三振を奪い、4年連続200奪三振を達成。だが、茂木の3ランで逆転した直後の7回裏に、まさかの3失点。今季7敗目となった。

【動画】左中間を真っ二つに破る福田のタイムリー

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY