マーリンズ新オーナーのジーター氏が今夜会見、イチロー去就に言及か…
球団買収手続き完了に伴い、日本時間4日深夜0時から会見
マーリンズに新オーナーが誕生した。ニューヨークの投資家ブルース・シャーマン氏と元ヤンキース主将のデレク・ジーター氏が率いる投資家グループによる球団買収手続きが2日(日本時間3日)に完了。米国東部時間3日午前11時(日本時間4日深夜0時)から、新オーナーとなったシャーマン氏とジーター氏が記者会見を行うと球団が発表した。
マイアミに新しい顔がやってくる。前オーナーのジェフリー・ローリア氏から1億2000万ドル(約135億7000万円)で球団を買い取った新オーナーは、1日(同2日)に今季最終戦を観戦。その翌日に、手続き完了が完了し、正式にオーナー就任となった。これまで公の場での発言はなかったシャーマン氏とジーター氏が、お披露目の場となる初会見で語る内容に注目が集まる。
すでに地元メディアはデービッド・サムソン球団社長をはじめ、フロントオフィス勢が刷新されるとリポート。来季から2年の契約を残すドン・マッティングリー監督や、これまでGMなど強化担当を引き受けてきたマイケル・ヒル氏らの去就も気になるところだ。
もう1つ、大きな注目と言えば、10月に44歳の誕生日を迎えるイチロー外野手の去就だろう。先日、地元メディアに「最低でも50歳まで現役」計画を明かした背番号51は、マイアミへの愛着も語っていた。今季で1年契約が終わるが、来季は200万ドル(約2億2600万円)の契約オプションがついており、球団が選択権を持っている。新オーナーの1人、ジーター氏とは2012年途中にヤンキースへトレード移籍した後、2年半にわたりチームメイトとして戦った。イチローを敬愛しているとも言われるジーター氏がどんな決断を下すのか。また、記者会見でその決断について言及するのか、注目が集まる。
(Full-Count編集部)