前田健太、自身初の開幕4連勝の権利 初回先頭打者被弾も5回7奪三振1失点で降板
初回先頭打者被弾も5回7奪三振5安打1失点で降板した
■インディアンス – ツインズ(日本時間25日・クリーブランド)
ツインズの前田健太投手は24日(日本時間25日)、敵地・インディアンス戦で先発した。ヘルナンデスに初回先頭打者弾を浴びたものの、2回以降は無失点と好投した。5回で7三振を奪い、1四球5安打1失点。今季4勝目の権利を持って降板した。フォーシームの最速は92.7キロ(約149.2キロ)。防御率2.21となった。
苦しみながらも最少失点に抑えた。初回先頭、ヘルナンデスに甘く入ったスライダーを右中間席へ運ばれ、2死からはサンタナに左前打に許したが、レイエスを遊ゴロに打ち取った。2回は先頭・ネークインの右前打を許したものの、盗塁死などで3人で断ち切った。ヘルナンデスの二塁打などで招いた3回2死一、二塁ではサンタナを空振り三振。同点に追いついた4回は2死から一、二塁としたが、アレンを一ゴロに打ち取った。
5回はこの試合初めて3者凡退に抑えた。打線は6回にサノの右越え6号2ランで勝ち越し。6回から左腕シールバーが救援した。前田は5回83球(ストライク56球)を投げ、7奪三振1四球、5安打1失点だった。
前田は前回18日(同19日)の本拠地ブルワーズ戦では勝ち星こそ逃したものの、9回無死まで無安打投球の快投。3回1死から8者連続三振の球団新記録をマークした。自身初の開幕4連勝となるか注目される。