エンゼルス、ハリケーンで日程変更 気象マニアのトラウト「天気図を見ていると…」
28日アストロズ戦は26日のダブルヘッダーに、27日はデーゲームに変更される
エンゼルスは24日(日本時間25日)、アストロズとの敵地での4連戦の試合日程の変更を発表した。メキシコ湾で発生したハリケーンがアストロズの本拠地ヒューストンを直撃する恐れがあるためで、気象マニアとしても知られる主砲のマイク・トラウト外野手も「懸念しているのは飛行機での移動だ」と警戒している。
24~27日(同25~28日)にかけて行われる予定だった4連戦は、27日(同28日)の試合を中止にし、25日(同26日)に7イニング制のダブルヘッダーで行うことに。さらに26日(同27日)のナイトゲームをデーゲームに変更した。
休みの日には、車で嵐を追いかける“ストームチェイサー”などを趣味にしているトラウト。この日の試合前には、ハリケーンの解説を求められ「前夜の天気図を見ていると(ハリケーンは)西に、私たちのいる方向に向かっているようだった……。2、3試合ちゃんとプレーできて、(ハリケーンから)逃げ出せることを願っているよ」とコメント。さらに「私が懸念しているのは飛行機での移動だ。ハリケーンのときには飛ばないほうがいい」と警戒心を示した。
そんなプライベートでの一面もあるトラウトだが、23日(同24日)にはルーキー時代のサイン入り野球カードがオークションで393万6000ドル(約4億1800万円)で落札されたとの報道も。このことを聞かれると「信じられない気持ちだね。小さい頃は自分も他の野球少年と同じくベースボールカードにはまっていたんだ」と語った。チームは9勝21敗とア・リーグ15球団最低の勝率.300に沈んでいるが、今季も26試合で.262、10本塁打、OPS.931と相変わらずの好成績。ハリケーン前夜の3試合でも爆発が期待される。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)