ヤンキースが大逆転勝利で2勝2敗、不調ジャッジが反撃号砲&同点打の殊勲

2試合連続となる本塁打を放ったヤンキース・ジャッジ【写真:Getty Images】
2試合連続となる本塁打を放ったヤンキース・ジャッジ【写真:Getty Images】

8回にサンチェスが右中間を破る勝ち越し二塁打

 ヤンキースは17日(日本時間18日)、本拠地で行われたアストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に6-4で逆転勝利し、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。5回まで0-0の投手戦の様相を呈したが、6回にアストロズが元DeNAグリエルのタイムリーで3点を先制。ヤンキースは4点を追う7回にジャッジのソロ弾などで2点を返すと、8回にジャッジの同点打、サンチェスの勝ち越し二塁打で一気に逆転に成功。リーグ優勝に望みをつないだ。

 序盤はアストロズ先発マッカラーズ、ヤンキース先発グレイが互いに一歩も譲らぬ投手戦を演じた。両打線共に打ちあぐね、5回を終えて両投手は揃って1安打無失点の快投。だが、6回表、アストロズが風穴を開けた。

 2四球と捕手の打撃妨害などで1死満塁のチャンスを作ると、グリエルがヤンキース2番手ロバートソンから左翼線を破る走者一掃の二塁打。一気に3点を加え、主導権を握った。アストロズは7回にも相手ミスに乗じて1点を加え、リードを4点に広げた。

 だが、7回裏にヤンキースが反撃に出る。先頭ジャッジが特大ソロ弾をバックスクリーンに運ぶと、グレゴリアスの三塁打、サンチェスの右犠飛で2点目を追加した。

 さらに、8回にはフレイザーとヘッドリーが左翼へ2連打を放ち、無死二、三塁。続くガードナーの二ゴロの間に三塁走者が返り、1点差まで詰め寄った。なおも1死三塁でジャッジが左翼フェンスへ届く同点二塁打。1死一、三塁からサンチェスが右中間を破る2点二塁打を放ち、一気に試合を返した。

 9回は守護神チャプマンが抑えて勝利。対戦成績を2勝2敗の五分に戻したヤンキースは、田中将大が先発マウンドに上がる第5戦でリーグ優勝王手を狙う。

(Full-Count編集部)

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