31年前のワールドシリーズMVP選手が暴行容疑で逮捕、米紙が報じる
1986年メッツWS制覇に貢献した元内野手が暴行事件
ドジャースとアストロズによるワールドシリーズ(WS)開幕を24日(日本時間25日)に控え、31年前のワールドシリーズMVP選手が暴行容疑で逮捕されるという事件が起きた。米紙「USAトゥデー」電子版が報じている。
メジャーに暗い影を落としたのは1986年にメッツのワールドシリーズ優勝に貢献し、同シリーズでMVPを獲得したレイ・ナイト元内野手。当時はレッドソックスとのワールドシリーズ第7戦で決勝ホームランを放つなど、際立った活躍を見せた。米紙は、64歳の元名手が22日未明に33歳の男性と口論となり、けんかに発展したことをレポート。地元警察は「どちらも外傷があった。被害者は病院に搬送されたが、命には別状はない」と発表しており、病院で治療を受けた後、留置所に送られたという。
ナイト容疑者は1988年にタイガースで現役を引退。その後、レッズの監督も務め、現在は地元テレビ局で解説者を務めていた。世界ゴルフ殿堂入りを果たしているナンシー・ウィルソンさんと結婚したことでも有名だった。
(Full-Count編集部)