ホークス岡本は100万増に笑顔なし プロ初勝利も「悔しさの方が大きい」

ソフトバンク・岡本健【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・岡本健【写真:藤浦一都】

6月に初ホールド&初勝利も定着できず「結果を残してこそ…」

 ソフトバンクの岡本健投手が1日、ヤフオクドーム内にある球団事務所で契約更改交渉を行い、100万円増の1400万円(金額は推定)でサインした。

 プロ4年目の今季は14試合に登板し、6月15日の巨人戦でプロ初ホールド、6月18日の広島戦ではプロ初勝利をマークした。ただ、1年を通しては1軍と2軍を行ったり来たりするシーズンとなり、「嬉しかったですけど、それ以上に(中盤以降に)成績が落ちたので悔しさの方が大きいです。交流戦はいい感じで投げられていましたけど、それからがダメだった」と笑顔はなかった。

 今季は同期入団の森唯斗が4年連続50試合登板を達成し、上林誠知も台頭。育成出身の石川柊太も先発ローテに入って活躍した。プロ5年目となる来季も、攝津正の下で自主トレに励む予定。「何試合ではなく、チームの勝ちに貢献するピッチングをしたい。結果を残してこそ、僅差の試合に投げさせてもらえるようになる」と意気込みを語った。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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