4月の最優秀新人は逃したが、現地メディアの評価は依然トップクラス 新人王候補に挙げられる田中将大とそのライバルたち

“純粋な新人”としては最高の成績を残しているベンチュラ

【ヨーダノ・ベンチュラ(ロイヤルズ)】

 先発ローテーション3番手の座をつかみ、開幕を迎えた。ここまで6試合で2勝1敗、防御率2・00。100マイル(約161キロ)超えの直球が武器で、ピッチングスタイルにも魅力がある。ドミニカ共和国出身だが、日本、キューバのリーグで実績十分だった田中、アブレイユと違い、2008年にロイヤルズに入団。ルーキーリーグから徐々に階段を上ってきた。“純粋な新人”としては現時点で最高の成績を残していると言えるだろう。

【ヤンガービス・ソラルテ(ヤンキース)】

 田中の同僚もライバルの1人だ。オープン戦で鮮烈な活躍を続け、開幕ベンチ入りをたぐり寄せた。シーズンに入ってからも好調が続き、ベテランの多い内野陣で欠かせない存在となっている。打率は2割8分9厘まで落ちてきたが、14打点はチームトップタイ。出塁率3割8分7厘も立派な数字と言える。

【ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)】

 これまで超有望株として期待されてきたが、今季初めて遊撃の定位置を任されている。打率2割8分、出塁率3割9分4厘、1本塁打、5打点と定評のある打撃面でまずまずの成績を残している。実力があることは、ワールドシリーズ制覇に貢献した昨季終盤の活躍で証明済み。シーズンのリズムに慣れてくれば、さらなる活躍も期待できる。

【ロエニス・エリアス(マリナーズ)】

 大穴として挙げておきたいのが、キューバ出身の左腕。マリナーズの先発ローテに入り、6試合で2勝2敗、防御率3・09の成績を残している。数字だけを見れば、田中やベンチュラには及ばないが、きれいなフォームから投げ込まれるボールにはキレがある。5月1日のヤンキース戦では7回6安打1失点、10奪三振の堂々たるピッチングを見せた。伸びしろがあり、大化けを期待させる逸材だ。

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