イチローの新天地候補にタイガース、エンゼルスが浮上 「イチローに最も魅力的」と米メディア

「異様なまでの動体視力は健在」

 ヤンキースからフリーエージェント(FA)となったイチロー外野手の新天地候補として、地元メディアが今季ア・リーグでプレーオフ進出を果たしたエンゼルスとタイガースを挙げた。地元テレビ局「CBSスポーツ」電子版が「41歳、イチローが2015年も現役続行決意」の見出しで特集している。

 今月10日に米国で放送予定となっているMLBネットワークのテレビ番組「スタジオ42 with ボブ・コスタス」のインタビューで、イチローは来季もメジャーで現役続行する意志があることを宣言した。記事では、改めてこの発言を紹介。さらに、10月22日に41歳の誕生日を迎えたイチローが、今季は385打席に立ち、打率2割8分4厘で出塁率3割2分4厘。1本塁打、15盗塁という成績を残したことにも触れている。

「キャリアのこの段階を迎え、スズキはいまだに優れたディフェンダーであるが、もはや(メジャーで)屈指の右翼手の一人というわけではない。彼は多少、走ることができる。異様なまでの動体視力は健在で、思うままにバットにボールを当てることができる。これにより限定的な役割で価値がある」

 特集では、このように評価。さらに、不惑を越えた安打製造機の来季の新天地での役割についても分析している。

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