田中将大の次回登板は24日 黒田も苦しんだ「中3・5日」で快投は続くか

メジャーでローテを守り続けた黒田も「中3・5日」には苦しんでいた?

 昨年8月には、疲労のたまっていた黒田に対して、ヤンキースの首脳陣が先発を1度飛ばし、中8日での登板を提案したことがあった。しかし、ベテラン右腕はこれを断り、結局は中6日で先発。その理由の1つとして、「中3・5日の回避」を挙げていた。

 実は、その時の日程では、中8日で登板すると、その次の登板が中3・5日になる見込みだった。しかし、中6日で投げれば、次は中5日となる予定だったため、黒田はそこまで考えて中6日を選んだ。

「火曜日に投げてしまうと、(その次は)ナイター・デーで、4日も空かずにまた投げることになる。それが一番、僕の中では不安だった」

 当時、黒田はこのように話している。それだけ、日本よりも登板間隔が短いメジャーでの「0・5日」の違いは大きいという。

 レイズ戦では7回2安打無失点と快投し、開幕から批判を浴びせてきたNYメディアからも称賛をもぎ取った田中が、厳しい日程でどんなピッチングを見せるのか。試練の1つとなることは確かだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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