岩隈久志の制球力に敵打者も脱帽 「どのボールもストライクゾーンギリギリ」

今季5勝目で日米通算150勝目に到達、敵将も称賛「制球が抜群」

 マリナーズの岩隈久志投手は18日(日本時間19日)、敵地でのレンジャーズ戦で7回を5安打6奪三振1四球2失点と力投し、5勝目(2敗)を挙げた。4試合連続のクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)で自身3連勝を記録。前回のノーヒットノーランに続き好投を見せた右腕に、敵将と相手選手も素直に脱帽している。MLB公式サイトが報じている。

 記事では岩隈が2013年以降、レンジャーズ相手に6勝を挙げているデータを紹介。この日も7回2失点でハイクオリティ・スタート(7回以上を自責2以内)とした日本人右腕に関して、レンジャーズのジェフ・バニスター監督は白旗を上げている。

「イワクマはこれまで同様に堅実だった。我々はあまり仕掛けることができなかった。我々にとっての課題となっていた。多くのことを仕掛けてきた。色々な球種を混ぜてきた。内角に投げ込み、外角にも狙いすました。必要な時には高めに決めてきた。彼はクオリティの高いピッチャーだ。打ち取るのに球数を必要としない。彼は試合終盤まで投げ続ける。制球が抜群のピッチャーなんだ。すごくいいピッチングだった」

 今季からレンジャーズ監督に就任したバニスター氏は好調の岩隈の力投を素直に称えたという。

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