【プレミア12】侍ジャパン最終メンバーを大胆推薦 投手陣の肝は「クローザー大谷」【前編・投手】

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侍ジャパンの投手メンバーと先発ローテはどうなる?

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 野球の上位12か国が出場する「プレミア12」が、11月8日に開幕する。今月10日には日本代表「侍ジャパン」のトップチーム候補選手45人が発表され、10月上旬には最終ロースター28人が選出される。

 投手陣では、驚異的なスピードで成長を続ける侍ジャパンのエース候補、大谷翔平(日本ハム)や、8年ぶりにメジャーから復帰した40歳の黒田博樹(広島)などが候補入り。現時点での最強侍ジャパンは、果たしてどのようなメンバーになるのか。そして、日本はどのように戦えば、第1回大会を制覇できるのか。

 まずは投手編として、ヤクルト、日本ハム、阪神、横浜と4球団で捕手として活躍した野球解説者の野口寿浩氏に投手陣の最終メンバーと、大会での先発ローテーションを予想してもらった。


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プレミア12日本代表 第1次登録メンバー一覧

 普通に考えれば、エースは大谷(日本ハム)でしょう。日程を見ると、初戦の韓国戦(8日)に投げるピッチャーがエースになる。これは日本ハムの地元・札幌での試合でもありますし、8日が大谷となるでしょう。

 ただ、僕の持論でもある「クローザー大谷」というのをどうしてもやってみたい。夢を与えるなら、クローザーは大谷です。毎日、160キロを見られる。160キロの直球を投げて、145キロ以上のフォークがある。絶対に打てませんよ。これだけ三振が取れるピッチャーは、クローザーで使いたいです。

 となると、先発はどうなるのか。5人が必要になると見られます。まずは、前田(広島)、藤浪(阪神)、菅野(巨人)。あと、黒田(広島)は外せないでしょう。小川(ヤクルト)も入れたいところですが、左も欲しい。この中だと大野(中日)しか左の先発タイプはいないですね。

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