侍ジャパンの主砲は中村剛? 中田? 大阪桐蔭卒の先輩・後輩で4番争いへ

体調面の不安もなし「本人とコミュニケーションを取っている」

 中田は今季、自身初の30本塁打をマーク。102打点もキャリアハイだった。昨年のCSで見せたような大舞台での勝負強さもある。

 一方、中村剛はリーグトップの37本塁打、124打点といずれも中田を上回る成績を残した。本塁打王は今年で6度目。負傷がなく110試合以上に出場したシーズンでは、必ずタイトルを獲っている。

 実績では圧倒的に中村剛が上。心配されるのはコンディションだが、小久保監督は柳田(ソフトバンク)も含めて「もちろん彼らの体調を今後も追っていくことは間違いない。心配はしてますけど、中村も本人とのコミュニケーションをしっかり取っているので。彼らが11月にしっかりできるという(確信の)元で選考させてもらいました」としており、問題はなさそうだ。

 大阪桐蔭高の先輩・後輩という間柄でも2人。これまでは“無風状態”だった小久保ジャパンの4番争いにも注目が集まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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