1安打単価が最も安かった&高かった選手は? 2015年“お買い得”ランキング

パ・リーグで最も1安打単価が高かったのは?

【パ・リーグ】

▽ベスト5
1、日本ハム・近藤健介 12万(1800万円、142安打)
2、西武・森友哉    13万(1900万円、136安打)
3、ロッテ・清田育宏  17万(2700万円、155安打)
4、西武・秋山翔吾   28万(6200万円、216安打)
5、日本ハム・中島卓也 29万(4000万円、136安打)

▽ワースト5
1、オリックス・中島裕之  400万(4億円、100安打)
2、ソフトバンク・李大浩  347万(5億円、144安打)
3、オリックス・糸井嘉男  275万(3億5000万円、127安打)
4、西武・中村剛也     262万(3億8000万円、145安打)
5、ソフトバンク・内川聖一 200万(3億円、150安打)

※千円単位は切り捨て。カッコ内は年俸とシーズン安打数。

 両リーグともベスト5には若手選手や、今年彗星のごとく現れて活躍した選手が多く並ぶ。広島・新井は大減俸で古巣に戻って復活したこともあり、1安打単価は安くなった。

 一方、ワースト選手には長く第一線で活躍しながらも今季は打撃不振に苦しんだ打者が多い。

 ただ、当然ながら、打率が低くても長打が武器の選手は1安打の単価としては高くなる傾向にあり、37本塁打、124打点でパ・リーグ2冠王に輝いた西武・中村、日本シリーズMVPのソフトバンク・李大浩は結果を出しながらもワースト5に入った。もっとも、塁打数では中村がリーグ3位の291、李大浩が同5位の258と上位にランクしており、費用対効果が悪かったわけではないと言えそうだ。

 いずれも規定打席に達した一流選手。規定打席に到達しなかった中ではもっと数字の悪い選手もいるはずで、守備や走塁などの要素もあるため、これだけでプレーヤーとしての価値を判断することは出来ない。それでも、1安打単価で見れば、12球団で今シーズン最も“お買い得”だった選手は日本ハム・近藤ということになる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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