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可能性広がる日本、競争激化する米国、変化する球界&MLBへの就職事情

世間では就職活動シーズンが始まり、将来へ向けてそれぞれが動き始めた。

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日米で違いも…MLBで劇化する競争、就職に必要なモノとは?

 世間では就職活動シーズンが始まり、将来へ向けてそれぞれが動き始めた。

 パ・リーグ球団の中でも早速、東北楽天ゴールデンイーグルスは2017年新卒採用を開始した。今やプロ野球も学生が就職を目指す場所となり、野球少年たちが選手として夢を抱くだけの場所ではなくなった。

 まだ2017年度の募集は開始していないものの、北海道日本ハムファイターズや福岡ソフトバンクホークスも例年新卒採用を積極的に取り入れ、少しずつ野球業界への扉は開かれている。しかし、依然狭き門であることには変わらない。

 メジャーリーグでの仕事も「ドリーム・ジョブ」と言われるほど、皆が憧れる場所だ。選手と同じくメジャーリーグでいきなり「プレー」できるのは一握り。ほとんどはマイナーリーグや独立リーグのインターンや仕事を経て、「メジャー昇格」を目指す。

 当時学生だった頃、私もメジャーリーグ球団で2年インターンをしたが、帰国するたびに日本の方から「医療系を目指しているのか?」と問われるほど、まだインターン制度は日本で浸透していなかった。最近ではスポーツ界でも馴染みのある言葉になったが、今でも2、3日のインターン体験などという求人を打ち出す企業も見かける。

 アメリカではインターンを勝ち取るのは就職と同じぐらい競争率が高く、それは数日や数週間で終わるものではなく、長期的なものが多い。学生は実際に現場での経験を得ることができ、球団・企業側はその中から正式な社員とする人材を選ぶことができる「長期オーディション」の場となる。

 すでに申し込み期間は終わってしまったが、北海道日本ハムはファームの施設を置く鎌ヶ谷でインターンスタッフを募集していた。そしてインターンという名ではないが、オリックス・バファローズも3月3日からイベントクルー募集を開始した。埼玉西武ライオンズもエントリーフォームをホームページ上から送信できるページがあり、現在はスタジアムでのバイトも募集をしている。今や日本でも野球界を目指す者にはいろんな可能性が広がってきているのである。

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