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理想追求か、現実直視か 巨人・高橋新監督はどう得点力を改善すべきか?

原辰徳前監督は、得点力を上げるために手を尽くし昨シーズン全143試合で110種類のオーダーを組んだが、高橋監督はこの難題にどのように取り組むのだろうか。スポーツ紙の報道によれば、オーダーの固定を理想としているようだ。投手の左右でオーダーを変えるかどうかを聞かれ、「レギュラーなら自分で解決しろ、と思う」と、主力選手に投手の左右に影響されない成績を期待する言葉を残していた。監督としては当然の求めだろうが、この理想をどこまで追求するのだろうか。

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高橋新監督の理想はオーダー固定? 課題の得点力不足を解消するためには…

 高橋由伸新監督のもとで再出発を図る巨人は、オフに戦力の大きな入れ替えは行わなかった。昨シーズン1試合の平均失点を3.14に抑えたディフェンス力を武器に、今シーズンも戦うことになるだろう。同時に、弱みとなっていた得点力を、いかに高めるかという課題も引き継ぐことになる。

 原辰徳前監督は、得点力を上げるために手を尽くし昨シーズン全143試合で110種類のオーダーを組んだが、高橋監督はこの難題にどのように取り組むのだろうか。スポーツ紙の報道によれば、オーダーの固定を理想としているようだ。投手の左右でオーダーを変えるかどうかを聞かれ、「レギュラーなら自分で解決しろ、と思う」と、主力選手に投手の左右に影響されない成績を期待する言葉を残していた。監督としては当然の求めだろうが、この理想をどこまで追求するのだろうか。

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右投手と左投手、どちらから得点を奪ってきたか?

 昨シーズンの巨人は、チーム全体で見ると右投手、左投手のどちらかに強かった、もしくは弱かったという結果は出ていない。どちらもふるわなかった。

 wRC+(Weighted Runs Created Plus)と呼ばれる出塁、長打の量などから推定した創出得点をリーグの平均値に対する割合で示した指数は、対右投手で95(%)、対左投手で98(%)と出ている。どちらも良い数字ではなく、オーダー変更による手当てよりも、全体的な底上げが必要であるようにも映る。ただ、一般的に右投手との対戦は左投手との場合の約3倍あるため、右投手の登板時に、右投手に強い選手を加えたオーダーを組めば、効果的な対応となりそうだ。優先すべき対応と言えるだろう。

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