【高校野球】実力伯仲、リベンジあるか もうすぐ開幕、選抜の1回戦注目カードは?

1回戦から好カードが目白押し、大会1日目には優勝経験校が激突

 第88回選抜高校野球の組み合わせ抽選が終わり、いよいよ20日の開幕を待つばかりとなった。練習試合も解禁となり、調整を進めてから各校、大会へ挑んでいく。1日目から6日目まで目の離せない対戦が目白押し。開催日ごとの注目カードを紹介したい。

大会1日目(20日)
1、福井工大福井(福井)対 智弁学園(奈良)10時30分
2、常総学院(茨城)対 鹿児島実(鹿児島)13時
3、桐生第一(群馬)対 滋賀学園(滋賀)15時30分

 選抜優勝経験のある学校が初日から対戦する。常総学院は2001年春に当時2年生だった大崎雄太朗(西武)、横川史学(楽天・巨人)らを中心に全国制覇。今年は昨年のセンバツでもマウンドに立った左腕・鈴木昭汰(3年)が投打でカギを握る。中学時代に日本代表経験のある左腕に加え、剛腕の樫村雄大投手(3年)が2枚看板を形成。打っては新2年生の宮里豊汰内野手の豪打にも注目だ。ちょうど20年前の1996年のセンバツ覇者・鹿児島実は、秋の公式戦打率6割超えの主砲・綿屋樹内野手(3年)が打線の中心。追立壮輝外野手(3年)ら中軸と常総の投手陣の対決に注目が集まる。

 第1試合の智弁学園・村上頌樹(3年)は昨夏の甲子園マウンドに立った好投手。力のある打撃を見せる福井工大福井の北村進太郎内野手(3年)との対戦は楽しみだ。第3試合の桐生第一のエース左腕・内池翔(3年)は秋の公式戦の防御率が1点台。今大会注目の左腕である。強豪ひしめく近畿で準優勝となった滋賀学園は、4番・馬越大地内野手(3年)ら強力な攻撃陣が内池に挑む。

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