楽天オコエがプロ初適時打 フレッシュな選手たちが上昇気流を生めるか

新人4人がスタメン出場「フレッシュな選手たちが上昇気流を生めるか」

 開幕1軍切符はゲットしたものの、期待に応えられず2軍落ち。アマダーの負傷で5月末に再び1軍に帰ってきた。高卒新人ながらその潜在能力は誰もが認めるところで、注目度は今年一番だろう。約2か月間、2軍で鍛錬を積み、飛躍のチャンスを得ようとしている。

 チームは多くの借金を抱え、最下位に低迷。梨田監督は交流戦突入と同時に、思い切ったオーダーを組んだ。オコエのほか、ドラフト2位の吉持、3位の茂木、6位の足立と、新人4人がスタメン出場。完投した則本の投球も光り、見事白星で終えた。

 元気のないチームを活気づけるような若手の起用。この日は敗戦となったものの、3番を託された茂木は3安打を放ち、打率がついに3割を超えた。上位との差は簡単に埋まるものではないが、若い力が勢いをもたらし、再びチームを活気づけられるか。

【了】

(記事提供:パ・リーグ インサイト

「パ・リーグ インサイト」編集部●文

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