懸命に首位ソフトバンクを追走 ロッテが上位争いを面白くする

6ゲーム差ながらソフトバンクを追走、「みんながひとつになれている」

 南は今季31試合目での初勝利かつ、2013年以来3年ぶりの勝利を手にした。今季のロッテの強さの要因の一つ、中継ぎ陣の充実。伊東監督が「抑えもできるんじゃないか」と称えたように、チームの今後にとっても明るい材料が加わった。

 これで試合のなかった2位日本ハムとゲーム差がなくなり、6ゲーム差ながら首位ソフトバンクを追走する。南が「みんながひとつになれていると思う」と語れば、細谷も「(この勝利で)チームがいい流れに乗っていける」と話した。

 まだまだソフトバンクとゲーム差は離れているが、選手たちはチーム状況に自信を示し、諦めの色はない。日本ハムは11連勝中と勢いに乗り、千葉ロッテも大きく崩れることなくここまで来ている。福岡ソフトバンクの独走に待ったをかけるかのように、Aクラスの2チームが元気だ。

(記事提供:パ・リーグ インサイト

【了】

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