川崎宗則は来季カブス残留か 米サイト予想「チーム作りにフィットする」
米国内で来季もカブスとのマイナー契約を予想する声
今季103勝を挙げ、メジャー最高勝率(.640)でナ・リーグ中地区を制したカブス。1908年以来、108年ぶりとなるワールドシリーズ制覇に向け、これからプレーオフの戦いに挑む。そんな中、米スポーツサイト「ファンサイデッド」がチームの現状や各選手に対する分析記事を掲載。川崎宗則内野手に関して来季の残留を予想している。
今季、渡米5年目を迎えた川崎はカブスとマイナー契約を結び、スプリングキャンプではチーム最高打率を残すなど猛アピール。シーズン中にはメジャー昇格を果たした。圧倒的な強さを誇ったチームにおいてメジャー出場数は渡米後、最も少ない14試合にとどまったものの、21打数7安打、2二塁打、1打点、2盗塁で打率.333、出塁率.462と、限られた出番の中で勝負強さも見せた。
そんな川崎について、記事では「僅かな出番の中ではあるが、川崎は非常に便利な存在であった。スピードと多様性を備え、さらに明るい性格の選手だ」と評価し、「川崎はマドン監督が考えるチーム作りにフィットする存在であり、マイナー契約でチームに戻ってくることになるだろう」と予想している。
ここまでマリナーズ、ブルージェイズ、カブスとマイナー契約を結び、5年連続でメジャー昇格をつかんできた川崎。36歳となる来季もカブスでプレーするのか。メジャーで最も勢いの乗るチームにおいて、そのプレーは上々の評価を受けている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count