マリナーズ、「青木宣親と再契約に興味」 李大浩は「最低限の用意」に「適任」

岩隈は契約自動更新、青木は自動更新ならずも終盤の活躍で残留の可能性?

 今季は終盤戦までプレーオフ進出を争ったマリナーズ。最後はワイルドカード圏内まで3ゲーム差でシーズンを終えたものの、来季につながるシーズンとなった。

 今季33試合先発で16勝12敗とフル稼働した岩隈久志投手は、シーズン199イニングを投げたため、来季の契約は自動更新に。162イニング以上投げれば自動更新となるオプションが付いていた。一方で、同じNPB出身選手では青木宣親外野手と李大浩内野手はフリーエージェント(FA)となる予定で、マリナーズと再契約を結ぶか注目が集まっている。

 青木は480打席に達すれば来季は550万ドル(約5億6700万円)の契約が自動更新となるオプションが付いていたが、8月下旬のマイナー落ちも響いて467打席でシーズンを終えた。しかし、プレーオフ争いを繰り広げたシーズン終盤に活躍。9月は打率.371、出塁率.429と存在感を見せたため、FA後に再契約になる可能性も出ている。打率は最終的には.283まで回復した。

 移籍情報サイトの「トレードルーマーズ」は、同じくFAとなるグティエレスと再契約を結ぶ可能性に言及しつつ、青木の残留についても指摘。「マリナーズは青木宣親との再契約にも興味を持っているが、グティエレスや球団がオプションを行使すると見られるセス・スミスらと役割が重なることも考えられる。ダットン(地元紙「タコマ・ニューストリビューン」の番記者)はこの状況から、青木の復帰が確実となった場合、スミスをトレード要員にするかもしれないとしている」としている。

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