大阪ガス猿渡がノーヒットノーランで準決勝進出 “準完全“に「気持ちいい」
27人で締める快投、「優勝あるのみです」
社会人野球日本選手権の準々決勝が6日、京セラドームで行われ、第3試合で大阪ガス(近畿・大阪)の猿渡真之投手がノーヒットノーランの快投。3-0で鷺宮製作所(関東・東京)を下し、準決勝進出を決めた。
猿渡は初回2死から芦川に四球を与えるも、盗塁失敗で3アウト。すると、その後は直球を軸に相手打線を抑え込み、8イニング連続で3者凡退。24人連続アウトとして、27人で試合を締める“準完全投球”。9回109球を投げ、無安打無失点5奪三振1四球だった。
打線は3、7、8回と1点ずつを奪取して快勝。試合後、インタビューを受けた猿渡は「素直に気持ちいいです。それ(ノーヒット)を意識せずに、1本出てもチームが勝てばいいと思ってました。僕は勝つことだけを考えていた」と投球を振り返り、準決勝へ向けて「優勝あるのみです」と力強く話した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count