引退から7年、元サイ・ヤング賞右腕ガニエがWBCで衝撃の現役復帰へ

「カナダ代表は2人のベテランを必要としている」

 2008年にブルワーズで登板したのを最後にメジャーでは出場機会がなく、10年に引退。その後、2012年のWBC予選ではフランス代表のコーチを務め、13年には野球フランス代表の監督に就任。昨年のWBC予選もフランス代表監督として指揮していた。

 また、デンプスターもメジャー通算17シーズンで132勝133敗、87セーブを記録した実力者。両ベテランの現役復帰はカナダ代表の投手陣の苦しい台所事情も影響しているようで、記事ではマリナーズのジェームズ・パクストン投手とパイレーツのジェームソン・タイヨン投手が同国代表の招集を固辞したことを伝えた上で、「カナダ代表は心温まる物語というもの以上に、2人のベテランを必要としている」とレポートしている。

 引退から7年を経て衝撃の現役復帰が伝えられているガニエ。デンプスターとともに果たしてマウンドに上がることはあるのか。復帰登板が実現した時は大きな注目を浴びるに違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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