Aロッドの本塁打記録は祝福されるべきか 焦点となる偉業の価値

一時は評価が地に落ちたAロッドがヤンキース打線を牽引する皮肉

 大リーグ、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手が開幕からここまで周囲の予想を上回る活躍を見せている。

 21日の試合前の時点で打率(2割8分6厘)、本塁打(4)、打点(11)の打撃3部門でチームトップの成績をマーク。歴代4位にいるウィリー・メイズの通算660本塁打にもあと2本と迫っている。

 昨季は薬物規定違反による全試合の出場停止処分を受けた。今年40歳となるベテランに対しては懐疑的な見方が多く、春季キャンプではレギュラーすら保証されていなかった。それが、3番を打つなど中軸を任されるまでに信頼が回復。スポーツ専門局ESPNニューヨークが「A・ロッドがいなければ、ヤンキースはもっとひどいチームになっていた」と伝えるように、低調な打線で不可欠な存在となっている。

 一時は「もう2度とピンストライプのユニホームを着ることはないだろう」と言われていた打者が打線を牽引する皮肉な結果になっている。A・ロッドも未経験の一塁を守ったり、控え扱いに素直に従うなど献身的な姿勢を示している。

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