マ軍の新監督は現GMに 米各メディアの名物記者が衝撃プランの実現を速報

19日午前0時の記者会見で発表、「本当にダン・ジェニングスがマーリンズの次の監督」

 イチロー外野手の所属するマーリンズが、現GMのダン・ジェニングス氏を次期監督に据えると米複数メディアの記者が伝えている。マーリンズは16勝22敗という成績不振を理由にマイク・レドモンド前監督を解任。18日午前11時(日本時間19日午前0時)からの記者会見で新監督を発表する予定だが、GMを後任に指名するという衝撃のプランが実現する。

 地元テレビ局「CBSスポーツ」のジョン・ヘイマン記者は、17日時点で「異例の二転三転だが、チーム関係者によると、マーリンズのジェニングスGMがマーリンズのマイク・レドモンド監督の後任として真剣に検討されている」と報じていた。18日未明には、ツイッターで「複数の情報源によると、本当にダン・ジェニングスがマーリンズの次の監督だ」と改めて伝えている。

 ESPNのバスター・オルニー記者も「ダン・ジェニングスが未経験ながらマイアミの次の監督を引き受け、80年にサンディエゴの放送ブースから移ったジェリー・コールマン以来の誰よりも大きな課題に直面する」と速報。コールマン氏はパドレスの専属キャスターを40年間務めながら、1980年の1年間だけパドレスの監督を務めたという異例のキャリアの持ち主だ。

 ジェニングス氏は、1986年にレッズのスカウトに転身するまで高校の野球チームで指導経験を持っているものの、メジャーリーグの監督を務めたことはない。2002年からマーリンズのフロントに入り、13年からGMとしてチーム強化に携わってきたが、指揮官就任が実現すれば、コールマン氏と同様に異例の抜擢と言えそうだ。

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