5年目指揮決定の日ハム栗山監督、テーマに掲げた「喜怒哀楽」に秘めた思い

なぜ「喜怒哀楽」をテーマに掲げたのか、新たな出発に選手との個人面談にも着手

 日本ハムの栗山英樹監督が来季のテーマに「喜怒哀楽」を掲げた。

 20日に1年契約での来季続投が正式決定。就任5年目となる来季への思いと意気込みを吐き出した。

「喜怒哀楽。チーム自体が喜怒哀楽がはっきり見えるように。うれしくて涙する、怒って試合に立ち向かう。人間っぽいチームにしたいと思っている。選手の本質を出してあげることが成長につながるのかなと。僕も含めて、そういうチームにすれば必ず勝てると信じて、前に進みます」

「喜怒哀楽」を掲げた理由とは――。来季で就任5年目。長期政権になることによる弊害をなくすためだという。

「こちらと選手と思いが一致しているのかどうか。長く続けることによって、分かっているつもりになってしまう。これが長くやることの弊害。これを断ち切るためにも、はっきりさせる。選手の成長のために必要なことだと感じた」

 来季のリーグ優勝へ、このシーズンオフから動き出す。すでに各選手との個人面談をスタート。各選手には明確に目指すべき選手像を伝えているという。

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